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[蔚山広域市 日本語サイト] 最新のお知らせ 詳細
タイトル 蔚山市、「2021年蔚山広域市社会調査」の結果を発表
登録日 2021.08.20
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蔚山市、「2021年蔚山広域市社会調査」の結果を発表 

蔚山市民が主に関心を持っている事柄は経済・お金、健康、子育ての順 

約3,800世帯を対象として「生活の質・社会的に関心のあること」を調査 

新型コロナウイルスの長期化・コロナ以降の時代に合わせた「オーダーメイド型政策」を希望 

 蔚山市は、「2021年蔚山広域市社会調査」の結果を発表した。 

蔚山市は、市民の社会的な関心の対象と主観的な意識の変化を把握し、施策樹立の基礎資料として活用するため、1998年から毎年社会調査を実施している。 

2021年は4月19日~30日まで、地域内の3,814世帯、満15歳以上の世帯主および世帯員を対象として調査を実施し、△教育 △文化・余暇 △住居・交通 △情報・通信 △所得・消費 △労働・雇用 △公共行政・その他 △若者層 △区・郡別の特性項目 △新型コロナウイルスの計10部門・163項目を集計して分析した。 

部門別の主な分析結果は次の通りだ。 


△ 世帯・家族:「経済」と「健康」が主な関心の対象

 2021年の蔚山市民の主な生活上での関心の対象は「経済(お金)」77.1%、「健康」64.3%、「子育ておよび教育」32.9%、「職業・職場」30%、「住宅(住居)」20%の順だった。全体的に回答の傾向は2020年と似ていたが、「学業・進学」に対する回答は、2018年以降減少し続けている。 

選好する住居地域は「南区」が40%で最も高く、「蔚州郡」20.9%、「中区」16.3%、「北区」12.8%、「東区」9.9%の順だった。2018年以降、「中区」の選好度は減少し、「蔚州郡」の選好度は高まっている。蔚山市民は「従来の居住地域」を好む傾向が高く、「住宅(土地)価格」を選好理由として回答した割合が2014年の調査以降増え続けている。 

月平均世帯所得は、「200~300万ウォン未満」が19.5%で最も多く、続いて「300~400万ウォン未満」15.9%、「100~200万ウォン未満」15.8%の順だった。月平均世帯支出は「100~200万ウォン未満」22.2%、「200~300万ウォン未満」19.8%などの結果となった。 


△ 文化・余暇:新型コロナウイルスの余波で文化活動が急減 

 市民の文化・余暇活動における満足度は、「満足」12.4%、「普通」59.5%、「不満足」28.1%だった。「満足」は、2018年の36.3%から2021年は12.4%に23.9%p減少した。「不満足」と回答した2人に1人は「周辺施設不足」を理由に挙げ、中でも北区と蔚州郡の回答者が「周辺施設不足」と答えた割合が相対的に高かった。 

この1年間の市民の公演およびスポーツイベントの参加率は25.35%で、2018年の71.7%と比べて大きく減少し、地域文化芸術イベントの参加率も16.2%で、2018年の49.6%と比べて急減した。これは新型コロナウイルスの影響によるものと見られる。 

市民が余暇活動に使う平均時間は、平日2.4時間、土曜日3.5時間、日曜日3.8時間で、市民が主に訪れる蔚山の観光地は「太和江国家庭園」37.2%、「江東・朱田海岸」18.8%、「蔚山大公園」17%、「大王岩公園」11.3%の順だった。 

観光地を選ぶ時に「観光地の自然環境、清潔」を重視するという回答が51.3%で最も高く、次いで道路や宿泊施設などの「観光インフラ」18.8%、「多様な体験プログラム」15.5%の順だった。 


△ 住居・交通:蔚山の公園・緑地施設は「満足」、駐車施設不足は「不満足」 

蔚山広域市の平均居住期間は28.1年で、回答者の半分以上である56%が「蔚山にずっと居住する意向がある」と答えた。 

蔚山の住居空間の公共施設に対しては、「公園・緑地施設」の満足度が37.4%で最も高く、その反面、「歩行環境施設」や「文化体育施設」の満足度は相対的に低かった。 

交通環境の改善事項としては「駐車施設の拡大」と答えた割合が57.7%、「違法駐車・停車の取り締まり」38.1%、「違法運転の取り締まり」21.9%の順であり、普段利用する交通手段は自家用車57.5%、バス33.7%、タクシー3.2%の順だった。「自家用車」の利用は、2017年の調査以降、持続的に増え続けている。 


△ 労働・雇用:市民の2人に1人が「雇用不足」という認識 

 蔚山市民の半分以上(53%)は、地域内の雇用機会が十分ではないと認識していることが明らかになった。性別で見ると男性52.2%、女性53.8%が否定的な回答を行い、年齢別では60代61.2%、50代57.5%、20代52.2%の順だった。 

市民が考える経済活動の引退年齢は、平均66.2歳であり、回答順は「65歳~70歳未満」37.9%、「70~75歳未満」32.2%、「60~65歳未満」18.8%などだった。 


△ 若者層:「国家機関・公企業」への就職を希望 

蔚山の若者たちの居住形態を見ると、「住居費用なし(家族らと一緒に居住)」41.3%、「持ち家」30.3%、「チョンセ(一定金額の保証金を預けて家を借りる制度)」10.1%の順であり、若者の15.9%が単身世帯だった。 

蔚山の若者の11%は賃貸住宅に居住していると回答し、南区と蔚州郡の若者が賃貸住宅に居住している割合が相対的に高い結果となった。 

就職・創業部門では、蔚山の若者の61.3%が就職または創業する意志があると回答し、46.2%が「蔚山市内」で就職または創業を希望した。 

最も希望者が多い就職分野は「国家機関・公企業」32.7%であり、「大企業」23%、「中小企業」21.8%が後に続いた。 

就職時に希望する産業は「製造・化学分野」34.4%、「情報通信分野」24.3%、「販売・流通分野」12.1%などの順であり、創業希望分野としては「サービス業」34.2%、「宿泊・飲食店業」30.7%の順だった。 


△ 新型コロナウイルス:オンライン接続が増え、オフラインでの対面は大幅に縮小 

 新型コロナウイルスの発生による日常の変化は、「デジタルデバイス使用」の増加と「集まり」減少が特徴的だった。 

市民は新型コロナウイルスが発生して以来、「デジタルデバイス使用」(50.7%)、「家事活動」(29.5%)、「子どもの世話」(16.6%)が増加し、「各種集まり」(83.7%)、「余暇」(63.4%)、「宗教活動」(46.8%)、「就職活動」(23.5%)が前より減少したと答えた。 

新型コロナウイルス予防のため、市民10人のうち9人が「手洗いおよび手指消毒剤を使用」、「咳をする時は服の袖で覆う」、「定期的な室内換気」を実践しており、新型コロナウイルスを乗り越えるために「ワクチン接種」と「マスク着用」が必要だと認識していた。 

新型コロナウイルスによるストレス度は、「とてもストレスを感じている」が51.8%、「少しストレスを感じている」が36.7%で、蔚山市民の大多数(88.5%)が不安と心配を感じていた。

 

この他、△教育部門で現在の居住地における教育環境の満足度に関する質問に「普通」61.9%、「満足」23.8%、「不満足」14.3%と回答し、教育環境の改善のために正規教育の質向上(40.1%)、図書館運営の拡充など教育環境の改善(24.5%)などが必要だという回答が多かった。△情報・通信部門では回答者の96.1%がスマートフォンを利用し、1か月あたり平均5.5万ウォンの料金を支払っているという結果だった。△所得消費部門では回答者の79.8%が現在所得があり、主な消費項目は「食料品費」42.4%、「住居関連の支出(月々の家賃、公共料金など)」10.3%、「外食費」9.5%の順だった。 

蔚山市は、「2021年蔚山広域市社会調査」の結果を基に、新型コロナウイルスの発生などによる市民の新しく多様な変化に対するニーズをきちんと把握し、迅速に市民の不便を解消できるよう政策の準備に集中する方針である。 


チャン・スワン行政副市長は、「新型コロナウイルスの長期化とコロナ以降の時代に迅速に対応しながら、市民みんなが暮らしやすい幸せな都市・蔚山を作るために最善を尽くしたい」と語った。 

2021年蔚山広域市社会調査報告書は、10月に発刊され、市民誰でも閲覧・活用できるように蔚山広域市ホームページに資料を掲載する予定だ。 

※ 蔚山広域市統計ホームページ:http://www.ulsan.go.kr/s/stat/

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