「テーブルの下」、「階段を利用」、「屋外の広い場所」、(津波発生時は)「高い場所」 

「地震、事前に備えて知っておきましょう」 

9月6日～12日、「地震安全週間」オンラインキャンペーンを実施 

 蔚山市は、9月6日から12日まで1週間の「地震安全週間」を迎え、オンライン上で「地震安全キャンペーン」を実施することを発表した。 

「地震安全週間」は、2016年9月12日に発生した慶州地震以降、地震に対する市民の警戒心を高め、「地震行動要領」をPRするために毎年同じ期間に推進している。 

今回のキャンペーンは、新型コロナウイルスによるソーシャル・ディスタンシング施行中であるという厳しい状況下であることから、現場キャンペーンや地震現場避難訓練などは中止し、非対面のPR方式で行われる。 

主なPR内容はオンライン地震安全キャンペーン、地震安全に関する公共広告映像の配信、PR掲示および配布などだ。 

オンライン地震安全キャンペーンは、行政安全部の地震安全ホームページ(www.지진안전.com)や、蔚山市または区・郡のホームページのバナーからアクセスできる。 

ホームページにアクセスすると、「地震、事前に備えて知っておきましょう。テーブルの下！ 階段を利用！ 屋外の広い場所！ (津波発生時は)高い場所！」というスローガンと、韓国・海外で発生した地震・津波の写真、公募展の受賞作などを閲覧することができる。 

また、正しい地震行動要領(子ども、高齢者)、地震一般常識、UCC人気投票、地震行動要領ゲームなど興味を引く要素を通じて、地震対策に対する市民の参加を誘導している。 

電光掲示板、バス、エレベーターなど市民が地震避難要領について簡単に接することができるメディアも積極的に活用し、安全韓TVホームページ(www.safetv.go.kr)を通じて、地震・津波に対する行動要領の動画と各種災害関連の内容が確認できる。 

蔚山市の関係者は、「蔚山市は市民の安全を最優先に考え、地震災害から被害を最小限に抑えるため様々な政策を推進していく計画だ」と述べ、また「市民の皆様も、地震災害予防と自分の安全を自ら確保するために、地震に対する市民行動要領を熟知するなど、日頃から地震の情報に関心を持ってもらいたい」と語った。 以上。