蔚山地域の水利用負担金が大幅に引き下げられることから、市民の負担が軽減されるものと期待される。 蔚山市は昨年、洛東江の原水購入量が大幅に減少したことにより、水利用負担金を3月から32.1ウォンに引き下げると発表した。 蔚山市によると、「昨年の蔚山地域の累積降水量が1,621mmを記録するなど、一年中安定した降水量を示したことから、降水量と貯水量を予測して判断し、適期に洛東江の原水の需給量を調節することで、原水購入量を最小化した。」と述べた。 したがって、水利用負担金は3月から1トン当たり36.4ウォンから32.1ウォンに変わり、4.3ウォンを引き下げることになる。 例えば、4人家族が月20トンの水を使用する場合、水利用負担金は昨年月720ウォンだった場合は3月からは月80ウォン引き下げられた640ウォンになる。 上水道事業本部は、3月から引き下げられる水利用負担金について、上水道ヌリジプ(water.ulsan.go.kr )を通じて、さらに広報物を配布するなどの方法で、市民に積極的に知らせる計画だ。 水利用負担金とは、洛東江で取水した水を直接または浄水して供給するとき、それを使用する住民が上水道料金とは別途に支払う料金のことだ。毎年洛東江流域環境庁が承認した賦課係数によって算定されるため、金額は毎年変わる。 上・下水道料金告知書に記載されており、「洛東江水系管理および住民支援などに関する法律」第32条に基づき、洛東江の水を使用する釜山・大邱・蔚山・慶南・慶北地域が洛東江水系管理委員会に納付する基金である。 造成された基金は、上水源保護区域や上水源利用ダム周辺地域などの環境基礎施設の設置や運営費、上水源保護区域など規制地域の土地の買い入れ、水系水質改善事業費などに利用される。 今年の水利用負担金は、昨年の蔚山市の全体取水量のうち、洛東江の原水の使用比率で賦課係数を算定し、これに賦課料率(170ウォン/トン、環境部告示)をかけて料金を決める。
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