韓国最大の産業クラスター

蔚山は韓国の産業首都として、現代自動車、現代重工業、SK、サムスンSDI、LGなどの韓国の大企業とS-OIL、Solvay、BASF、DUPONTなどのグローバル企業が集積され、自動車、造船、石油化学産業の関連産業が発達し、韓国最高の産業クラスターを形成しています。

しっかり整備された産業基盤施設、大規模な産業団地

蔚山には、各種基盤施設と支援システムが完備された韓国を代表する2つの国家産業団地が所在し、主力産業の多角化を図り低費用な産業用地を適期に供給するため、各産業に合わせたカスタマイズ型一般産業団地16か所(9,426千㎡)の造成を完了し、現在8か所(4,131千㎡)の産業団地を造成中です。

韓国最大の産業港湾施設

• 蔚山港は韓国で最も多くの液体貨物を扱う最大産業物流港で、主な産業団地と隣接しているため、産業団地内に入居している企業が国内外の市場へ進出する関門の役割をしっかり担っています。
• 現在、116船席の接岸能力で年間2億2千万トンの物流量を占めており、42船席の接岸能力と年間21百万トンの荷役能力を持つ蔚山新港が2021年に完工すれば、蔚山港は北東アジアの液体貨物ハブ港になると見込まれます。

発達した交通インフラ

超高速鉄道KTX蔚山駅の開通によってソウルから約2時間の近い距離になり、京釜高速道路と5つの国道が蔚山を貫通していて、韓国の主な都市と有機的に連結されています。産業団地内部まで鉄道が敷設されているため、物流輸送を円滑に行うことができ、また都心近くに位置する蔚山空港と1時間距離にある金海国際空港を便利に利用することができます。

豊富な産業ユーティリティ

複合火力発電所と原子力発電所により蔚山と近隣地域には安定的な電気が供給されており、工業用水、下水処理、廃棄物処理、産業用都市ガスなどの生産に必須の産業ユーティリティが十分に備えられています。

優秀な人材資源と共生の労使文化

市民の平均年齢40.9歳と韓国で若い都市である蔚山は、蔚山科学技術院と蔚山大学をはじめとする近隣地域の大学約60校から優秀な人材が輩出されており、50年にわたる工業都市の歴史を通して、熟練の人材資源を豊富に保有しています。

2005年から「企業サラン(愛)運動」を繰り広げて企業を愛する市民文化を築いており、共生の労使文化を定着させるため力を注いでいます。

多様な研究開発と技術革新のための先端研究支援

蔚山テクノパーク、韓国化学研究院、韓国生産技術研究院、韓国エネルギー技術研究院など、優秀な研究人材と先端研究施設を備えており、蔚山科学技術院をはじめ蔚山大学、企業付設研究所が産・学・研の協力関係を組み、企業の研究開発と革新能力の向上を支援しています。