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「WAVE(ウェーブ)2025、産業革新の波立ちが始まる」 12日~14日、「AI、蔚山産業の未来」をテーマにUECOで開催 AI、モビリティなど未来産業分野の革新技術が一挙集合 蔚山市は、11月12日から14日まで、UECOにて、「AI、蔚山産業の未来」をテーマに、「WAVE(ウェーブ)2025蔚山世界未来産業博覧会」を開催すると発表した。 今年2025年で2回目を迎える博覧会は、蔚山の主力産業と先端技術を融合した蔚山最大規模の未来産業展示会で、地域産業の方向性を見極める重要なイベントだ。 この博覧会は、蔚山市と同伴成長委員会が共同主催、蔚山文化観光財団・蔚山テクノパーク・蔚山情報産業振興院など6つの機関が共同主管する。 参加企業430社、460ブース規模で展開され、モビリティ、スマートファクトリー、グリーンエネルギー、二次電池、AIの5大未来産業分野の革新技術が一挙集合する。 展示だけでなく、輸出・購買相談会、国際フォーラム、サブイベントなども用意され、産業の変化と最新技術を直接体験できるよう構成された。 特に、HD現代重工業、現代自動車、SKエナジー、S-OIL、サムスンSDI、高麗亜鉛、LS MnMなど蔚山を代表するグローバル企業がこぞって参加して、協働ロボット、浮体式洋上風力、二次電池材料の技術など、世界レベルの技術力を披露する。 イベント期間中、3階コンベンションホールでは、▲第5回蔚山国際水素エネルギーフォーラム、▲蔚山AI産業発展カンファレンス、▲U-Battery Techフォーラムなどが次々と開催され、未来エネルギーとAI産業のグローバル動向を共有する議論の場が設けられる。 学生や市民のためのプログラムも大幅強化された。▲トレンドコリア2026著者特講、▲CES 2026プレビュー、▲科学ユーチューバー「オービット(Orbit)」トークコンサート、▲蔚山大学RISE事業団イ・セドル招待特講などが用意されており、AIと未来産業への転換の流れを、分かりやすく興味深い解説で伝える予定だ。 他地域からやってくる来場客のアクセスの利便性向上を図り、シャトルバスも運行される。KTX蔚山駅~UECOまでは、午前9時から午後6時まで30分間隔で運行され、お昼時間には、アルプス市場など地域の食堂街まで路線が拡大され、蔚山を代表するグルメ体験も楽しめるようにした。 また、会場で申し込める盤亀川の岩刻画観光プログラムも運営して、産業と文化が調和した蔚山の魅力を紹介する。 開幕式は、13日午前10時、コンベンションホール(3階)で、約500人が出席するなか行われ、蔚山AI半導体ベースのAI産業育成に向けたMOUも締結される予定だ。 蔚山市は、今回の博覧会を通じて、地域企業の海外販路開拓、優れた蔚山の技術力PRはもとより、AI首都・蔚山実現の基盤構築など、様々な成果を期待している。 金斗謙(キム・ドゥギョム)蔚山市長は、「未来産業都市への飛躍を加速化して、市民と共にAI産業転換のビジョンを共有する、重要な機会になるだろう」とし、「蔚山の産業ブランドバリューを、世界中の人々に印象付けたい」と述べた。
「蔚山市、栗峴区域の都市開発事業を直接実施する」 予備妥当性調査の結果によりLH事業実施が困難化 蔚山市、蔚山都市公社による単独実施で迅速推進することを決定 蔚山市は、2025年9月に発表された予備妥当性調査の結果により、推進が遅れている栗峴区域の都市開発事業を、蔚山都市公社による単独実施方式で、速やかに再推進すると発表した。 栗峴区域都市開発事業は、蔚州郡青良邑栗峴一帯に、都市農村複合型幸福タウンを設置する事業で、農水産物卸売市場の移転も含まれている。 この事業は、2020年8月、蔚山市・蔚州郡・韓国土地住宅公社(LH)・蔚山都市公社間の協約を通じて拡張され、民選8期に突入し、本格的な行政手続きが進められてきた。 蔚山市は、事業を速やかに進めるため、2022年9月開発制限区域(GB)解除及び都市開発区域指定を提案、2023年9月都市開発区域指定を要請、2024年1月都市管理計画変更申請などの行政手続きを、予備妥当性調査と並行して進めてきた。 また、行政安全部の公募事業として決定された、農水産物卸売市場移転事業の予備妥当性評価免除の要請と、地域発展への貢献・効果などを十分に説明して、事業妥当性の確保に努めてきた。 しかし、9月に企画財政部が発表した予備妥当性調査の結果(B/C 0.37、PI 0.90、AHP 0.336)により、事業者である韓国土地住宅公社(LH)の事業推進に歯止めがかかった。 そこで蔚山市は、速やかに事業を推めるため、従来の韓国土地住宅公社(LH)と蔚山都市公社による共同実施方式から、蔚山都市公社による単独実施方式に変更して、事業を再推進することを決定した。 この決定には、▲法的・行政手続きの相当部分を実施、▲都市開発区域指定の提案承諾など開発基盤構築、関係機関との協約締結及び履行、▲地域住民の高い期待とニーズなどが総合的に考慮された。 さらに、農水産物卸売市場の移転も、蔚山市が直接実施する策を含めて、蔚山都市公社が事業の財務的妥当性を検討、区域を分離せずとも事業資金が十分に確保される場合、全区間を蔚山都市公社が実施する計画だ。 蔚山市は、予備妥当性調査の結果をもとに、従来の事業計画を再検討して、事業推進の不確実性を解消すると同時に、推進に伴う所要期間の短縮可能な方法を加えて検討する予定だ。 イ・ジェゴン都市局長は、「栗峴区域都市開発事業は、蔚州郡庁舎周辺の行政機能の強化、背後住居地の構築、農水産物の流通・加工・物流産業基盤の構築など、様々な面で重要な意味を持っている」とし、「事業の重要性を考慮して、速やかに推進できるよう、最善の努力を尽くす」と述べた。 なお、蔚山市は11月11日、地域住民に対し、栗峴区域都市開発事業の再推進計画に関する「都市開発事業説明会」を開催して、事業の方向性と推進計画などについて説明した。
「U home」で新たに出発 統合ブランド開発を通じて公共住宅のイメージ改善を図る 蔚山市は、公共住宅の統合ブランドとして、「U home」を新たに開発したと発表した。 蔚山市によると、公共住宅はこれまで、庶民の住居安定において重点的役割を担ってきたが、凝り固まったイメージにより、市民との間に隔たりがあると指摘されてきた。 そこで蔚山市は、統合ブランド導入を通じて公共住宅に対する認識を改善、市民が体感できる住居品質と満足度向上を図る計画だ。 「U home」は、蔚山(Ulsan)と家(Home)を組み合わせた造語で、「蔚山にはあなたの家があります」というメッセージが込められている。 単なる住居空間の提供を超え、蔚山市民一人一人の日常を抱く、温かい公共住宅を目指す蔚山市の哲学も反映された。 新たなブランドは、蔚山市と蔚山都市公社が供給する青年・新婚夫婦、高齢者対象の新規公共住宅団地に適用され、「U home」の名称と統合デザインシステムを通じて、公共住宅のアイデンティティと統一性を強化する計画だ。 蔚山市の関係者は、「U homeは、単なる名称変更ではなく、蔚山の地域特性を反映した、新たな住居文化の出発点である」とし、「誰もが安定した品格ある生活を営めるよう、公共住宅の価値を高めていく」と述べた。
蔚山市 建築物解体工事現場9か所の全数緊急点検を実施 蔚山火力発電所ボイラータワー崩壊事故の類似事故の再発防止に向けた取り組み 蔚山市は、最近蔚山火力発電所で発生したボイラータワー解体工事中の崩壊事故を機に、現在撤去中の建築物解体工事現場9か所に対し、12日から14日まで3日間、緊急点検を実施すると発表した。 今回の点検は、建築物解体工事の過程で発生の恐れがある崩壊の危険性と、安全規則違反による事故を未然に防ぐことを目的に企画された。 特に、蔚山市は各区・郡、民間専門家と合同点検を行うことで、実効性を高める計画だ。 点検対象は、「建築物管理法」に基づき、解体許可を得る必要がある延べ面積500㎡以上、高さ12m以上または3階以上の建築物だ。 点検班は、▲解体計画の履行状態、▲危険な作業を行う労働者への保護措置、▲安全通路の確保状況などを集中的にチェックする。 蔚山市の関係者は、「今回発生した事故の悲しみを胸に刻み、類似事故の再発防止に向けて、最善の努力を尽くす」とし、「公共機関と民間が協力して、工事現場の安全管理をさらに強化していく」と述べた。
蔚山市-同伴成長委員会 「同伴成長フェア、大企業・中小企業の共存協力購買相談会」を開催 12日~13日、WAVE 2025と連携開催 約140社参加し、中小企業の販路開拓をサポート 蔚山市は、同伴成長委員会と共同で、11月12日から13日まで、蔚山展示コンベンションセンター(UECO)にて、WAVE 2025と連携した「同伴成長フェア、2025大企業・中小企業共存協力購買相談会」を開催すると発表した。 このイベントは、蔚山市が大企業・中小企業の同伴成長文化拡散と中小企業の販路開拓を支援することを目的に企画された。 イベントには、ロッテ建設、ピングレ(Binggrae)、サムスン重工業、アモーレパシフィック、BS漢陽、HD現代、有限キンバリー、豊山(プンサン)、KT、中興土建、現代ウィア、現代自動車、KIA、ハンソム、ファシンなどの大企業及び公共機関約40社、中小企業約100社が参加する。 主なプログラムとして、▲大企業(公共機関)、中小企業間の個別購買相談会、▲大企業の購買方針及び入店説明会(NAVER、中興土建)、▲中小企業コンサルティングゾーンなどが実施される。 「個別購買相談会」では、流通、電気・電子、建設・化学、機械・重工業の4つの分野の大企業及び公共機関の購買担当者と中小企業の担当者が、一対一で製品PR及び販促活動を展開できる。 「購買方針及び入店説明会」は、NAVERと中興土建の2社が取引先登録及び入店手続き・基準などを説明して、中小企業の流通ネットワーク確保と購買戦略に関する情報を提供する。 蔚山市の関係者は、「優秀な技術と製品を保有するにもかかわらず、販路を確保できず困難に直面している中小企業が、このイベントを機に、良い成果を上げてほしい」とし、「今後も、同伴成長文化の拡散と地域中小企業の販路開拓に向けた支援に、積極的に取り組んでいく」と述べた。 なお、蔚山市と同伴委員会は2024年、「2024大企業・中小企業共存協力購買相談会」を開催、大企業・中堅企業66社、公共機関15か所、中小企業157社が参加し、402億ウォン相当の購買相談471件の成果を達成した。
蔚山市、「蔚山エクスポートプラザ2025」を開催 12日、WAVE 2025と連携開催 海外バイヤーと地域中小企業の個別輸出相談を支援 蔚山市は、蔚山経済雇用振興院と共同で、11月12日、蔚山展示コンベンションセンター(UECO)にて、「蔚山エクスポートプラザ(ULSAN EXPORT PLAZA)2025」を開催すると発表した。 蔚山エクスポートプラザ(ULSAN EXPORT PLAZA)は、地域の中小企業の海外販路開拓と輸出市場の多角化に向けた支援を目的とする、海外バイヤー招待個別輸出相談会で、2012年に初めて開催された。 今回の相談会は特に、11月12日から14日まで開催されるWAVE 2025(蔚山世界未来産業博覧会)と連携開催されるため、国内外のさまざまな有望バイヤーに会える機会がさらに増える見込みだ。 イベントには、アラブ首長国連邦、トルコ、ベトナムなど6か国22社の海外バイヤーが参加する。蔚山地域からは、▲建設・化学12社、▲造船・自動車15社、▲電気・機械装置16社、▲消費財・サービス14社の中小企業計57社が相談を実施する。 参加企業は海外バイヤーと個別相談を行い、円滑な相談と契約を実現するため、専門通訳支援を受けられる。 蔚山市の関係者は、「蔚山エクスポートプラザ(ULSAN EXPORT PLAZA)は、地域の中小企業と海外バイヤーを連結するための場である」とし、「企業の海外市場進出、販路開拓とともに、実際の輸出成果につなげる役割を十分に果たしている」と述べた。
蔚山市 「第5回2025蔚山国際水素エネルギーフォーラム」開催 12日、国内外の専門家と水素産業発展の見通しなど議論 蔚山市は、12日午後2時、UECOコンベンションホールにて、国内外の水素産業政策動向と発展策をテーマに、「第5回2025蔚山国際水素エネルギーフォーラム」を開催すると発表した。 フォーラムには、韓国水素産業協会、蔚山都市公社、蔚山研究院、韓国産業団地公団、キーゾーン、EMTs、KCMなど、業界・研究機関の関係者約100名が出席する。 特に、駐韓スロベニア・チリ・カナダ大使館、駐釜山ロシア総領事館、駐韓欧州商工会議所釜山・慶南支部などの海外機関も参加し、国際協力に関する議論の幅を広げる。 イベントは開会式、功労者表彰、主題発表の順に行われる。 功労者表彰では、蔚山の水素産業発展と市場エコシステム構築に貢献したチョ・アヨン蔚山テクノパークセンター長、チェ・ユンソン現代自動車マネージャーが、蔚山市長賞を受賞する。 続いて、国内外のクリーン水素専門家が集合し、最新技術と政策動向を共有して協力策を模索する。 海外からは、スロベニアとチリのエネルギー専門家が発表者として参加し、グローバル水素市場戦略を紹介する。 韓国国内からは、ゼロエネルギー戦略研究院、韓国生産技術研究院、慶一大学など産・学・研の水素産業の関係者らが、水素産業の発展に向けた提言を行う。 蔚山市の関係者は、「蔚山のクリーンエネルギー産業は、蔚山をクリーンエネルギー先導都市へ、大韓民国をエネルギー強国へと導く中核的なな動力である」とし、「今回のフォーラムを機に、世界中の水素エコシステムが活気付き、業界間の交流も一層拡大することを期待している」と述べた。
蔚山市-蔚山大学 共同で「減らそう 使い捨て」実践キャンペーンを実施 11月12日~12月12日、校内のカフェなどで実施 校内で使い捨ての使用を減らす文化の拡大に努める 蔚山市は、11月12日から12月12日まで、蔚山大学と共同で、「減らそう 使い捨て」実践キャンペーンを実施すると発表した。 このキャンペーンは、蔚山大学の構成員をはじめ、在学生、外部者や訪問者に対して使い捨ての使用を減らす文化の拡大を促進するために企画された。 この期間中、キャンペーンは全10回実施される。 蔚山市資源循環課職員と蔚山大学の在学生ら約10名が参加して、校内のブックカフェ、コーヒーショップなど多くの学生が往来し、コーヒーやドリンクなどを入れるために使い捨て容器が頻繁に使用される場所の周辺で、キャンペーン活動を展開する。 主な活動は、使い捨ての使用を減らす実践キャンペーンのPR活動、タンブラー利用に関するアンケート・認識調査及びインタビュー、活動動画制作(YouTubeショート)などだ。 蔚山市の関係者は、「今回のキャンペーンを皮切りに、リユース容器の使用が、校内のカフェの主流文化として定着することを願っている」とし、「今後も、多様かつ幅広い分野で使い捨ての使用を減らす実践キャンペーンを実施し、誰もが住みやすくてきれいな都市・蔚山にしていきたい」と述べた。
2028蔚山国際庭園博覧会 最初の庭園樹(第一の木)植樹イベントを開催 市民団体ら約200人が出席…水質改善及び環境浄化活動を展開 「2028蔚山国際庭園博覧会」の成功を祈り、最初の庭園樹の記念植樹イベントが実施される。 蔚山市は、11月11日午後3時、三山埋立地の「2028蔚山国際庭園博覧会」設置会場で、最初の庭園樹(第一の木)の植樹イベントを開催すると発表した。 このイベントは、博覧会場の基盤構築工事の着手に合わせて、博覧会の象徴性確立と、市民参加の雰囲気づくりを目的に企画された。 金斗謙(キム・ドゥギョム)蔚山市長をはじめ、蔚山造園協会、市民団体の関係者ら約200名余りが出席して、EM*入り土玉投げ、周辺環境浄化活動を展開する。 * EM(Effective Micro-organisms)は、悪臭除去と水質浄化に有用な微生物群 この日植樹されるエノキは、「2028蔚山国際庭園博覧会成功祈願」を象徴する最初の庭園樹だ。 エノキは、海と川が合流する入り江周辺に生育する「入り江の木」、村を守る「守護樹」としても知られており、博覧会場の「第一の木」としての意味が加わることが期待される。 博覧会のメインステージである猪頭山一帯は、南岩枝脈の裾野にある明堂で、蔚山市は、「庭園博覧会開催以降、国内外の訪問客が訪れる新たなスポットになる」ことを期待している。 金斗謙(キム・ドゥギョム)蔚山市長は、「2028蔚山国際庭園博覧会は、蔚山の山と野原・渓谷・庭・跡地など、韓国の情緒が宿る風景を国際舞台で披露する機会になるだろう」とし、「自然と産業が織りなす庭園都市・蔚山の新たなビジョンを世界に紹介する」と述べた。 なお、蔚山市は、2028年博覧会の成功に向けて、太和江国家庭園の再整備、三山・呂川ごみ埋立地の公共庭園転換などの主要事業準備を本格化している。 特に、太和江を命の川として蘇らせた経験をもとに、今度は都心の中に放置されたごみ埋立地を生態空間に再生させる、第2の環境復活事例を実現して、世界中にPRする計画だ。
蔚山市、2026学年度大学修学能力試験のための特別交通対策を実施 交通状況室を運営し、試験会場周辺に交通コミュニケーション指導要員を配置 市内バスの定時運行を支援、リスニング評価中は航空・列車の運行を調整するなど 蔚山市は、11月13日に実施される「2026学年度大学修学能力試験」に備え、受験生が円滑に試験会場へ移動できるよう、特別交通対策を実施すると発表した。 2025年今年の蔚山地域の受験生は1万1,623人、管内26か所の試験会場で試験が行われる。試験当日は受験生と保護者、監督官の移動が集中し、普段よりも交通量が急増することが予想されている。 そこで蔚山市は、交通状況管理、リアルタイム情報提供、非常時の対応を目的に交通状況室(☎1660-1200)を運営、区・郡、蔚山警察庁、蔚山教育庁と緊急連絡システムを構築して、迅速対応に取り組む。 また、警察、公務員、ボランティア団体など交通指導スタッフを試験会場周辺に配置、受験生が乗車した車両の優先通行誘導、試験会場200m前方は車の出入り規制、駐車の啓発などを実施する。 26か所の試験会場を経由する市内バスには、「修学能力試験会場運行」という案内文を貼って、配車間隔を守るなど定時運行を行い、受験生のスムーズな移動をサポートする。 リスニング評価中は、試験会場周辺の騒音を最小限に抑えるため、市内の車の騒音規制を実施、航空機運航や列車運行も調整される。 蔚山市の関係者は、「一生懸命に準備してきた受験生が、安全かつスムーズに試験会場に到着できるよう、交通管理に最善を尽くす」とし、また「受験生が試験に集中できるよう、試験会場周辺を通過する車の運転者は、クラクションの使用を極力避けるなど、騒音低減に協力してほしい」と求めた。
蔚山市、2025年第2回地域建設産業実態調査を実施 11月12日~12月2日、大型建設事業場20か所が対象 公正な下請秩序の確立と地域建設業の競争力向上を図る 蔚山市は、11月12日から12月2日まで、「2025年第2回地域建設産業実態調査」を実施すると発表した。 この実態調査は、「蔚山広域市の地域建設産業活性化支援条例」等に基づき、毎年2回以上定期的に実施されるもので、地域建設企業の下請参加率向上と不公正取引防止を目的に実施される。 調査は、蔚山市と地域建設協会で構成された6名規模の調査班が担う。 調査対象は、100世帯以上の共同住宅、延べ面積1万㎡以上の建築物など、重点管理対象である20か所(共同住宅17か所、プラント3か所)の民間建設事業場だ。 主な調査項目は、△地域建設企業の下請参加実態及び下請率の分析、△下請代金支払保証書の発行の有無、△下請契約報告の適正性、△無登録・無資格企業による下請の有無、△建設労働者への賃金及び建設機械賃借料支払の適正の有無、△設計変更による下請代金調整の実態、△建設産業基本法等に関する法令遵守の有無だ。 蔚山市は今回の調査を通じて、軽微な違反は現場で即時に是正措置を講じ、違法・不当な事例が確認された場合は、厳しい行政処分(是正命令・営業停止・課徴金賦課など)を下す計画だ。 特に、下請代金の適正支払の有無と地域企業の優遇発注実績を重点的に点検して、地域の建設企業が公正に競争できる基盤を固める方針だ。 蔚山市はこれに先立ち、2025年第1回実態調査を実施して、建設機械賃借料標準契約書の作成漏れなど10件の指摘事項を確認、現場で即時に是正措置を講じた。 蔚山市の関係者は、「実態調査を通じて、下請の適正性、地域企業の参加、不公正な下請実態などを総合的に点検して、公正な建設産業秩序の確立と地域建設産業の競争力向上を図る」としている。
蔚山市 「機会発展特区就職連携メンタリングのデー」を開催 12日~14日、蔚山世界未来産業博覧会(WAVE)2025と連携開催 地域の若者を対象に職務メンタリングや進路設計をサポート 蔚山市は、12日から14日まで、蔚山展示コンベンションセンター(UECO)2階ロビーにて、「WAVE(蔚山世界未来産業博覧会)2025」と連携して、「機会発展特区就職連携メンタリングデイ」を開催すると発表した。 このイベントは、蔚山市と産業通商部が支援する機会発展特区の需要カスタマイズ型支援事業(人材養成)の一環として、地域内の青年求職者に対し、ジョブスキル向上と就職トレンド対応力向上に向けたサポート提供を目的に企画された。 蔚山テクノパークと蔚山地域産業振興院が主管、地域の主要大企業の退職者と企業勤務経験のある現職の教授がメンターとして参加して、密着メンタリングを実施する。 企業・職務分析、印象アップ、模擬面接、自己紹介書に関する相談、就職準備のための実用的なアドバイスなど、求職者の就職準備に実際に役立つプログラムで構成されている。 イベントには地域内の就職を希望する求職者なら誰でも参加でき、NAVER予約ページ(https://naver.me/GA8a1yWY)または電話(☎052-966-1253)で申し込む。 蔚山市の関係者は、「このプログラムを通じて、自分のスキルをチェックして補い、就職に向けた競争力向上に役立ててほしい」とし、「このイベントを機に、機会発展特区内の投資企業と連携して、地域の人材養成を目的とするプログラムを拡大していきたい」と述べた。 なお、蔚山市は、産業通商部の「2025年機会発展特区・需要カスタマイズ型支援事業(人材養成)」公募で選ばれ、地方消滅の危機と青年流出に対応するため、さまざまな特区内アンカー企業連携教育・就職プログラムを運営している。
蔚山市 2026年介護統合支援法の施行に備えて現場スキルを強化 11日、蔚山型統合介護担当者スキルの強化に向けて教育を実施 蔚山市は、11日午後2時、市庁本館2階大講堂にて、「蔚山型統合介護担当者スキル強化教育」を実施すると発表した。 この教育は、2026年3月「医療・療養等の地域介護の統合支援に関する法律」(略称:介護統合支援法)の施行を目前に控え、統合介護事業現場でのスキル強化を目的に企画された。 蔚山市と区・郡、55の邑・面・洞の関係者ら約170人が参加するなか、統合介護推進体制及び業務手続きを紹介し、他自治体の優秀事例を共有する予定だ。 教育は、ペ・ジヨン韓国保健福祉人材院教授による「統合介護政策と地方政府の役割」、ハン・ジンヒ忠清南道青陽郡統合介護チーム長による「市・郡協力システム構築策」、イ・ジヘ大田儒城区主務官による「統合支援計画策定に向けた調査と実務活用」講義が行われる。 チャン・テジュン福祉報勲女性局長は、「今回のスキル強化教育をもとに、名誉社会福祉公務員が率先して対象者を発掘、高齢者介護支援プラットフォームと障害者統合支援センターを活用して、機関別のサービスを連携するなど、蔚山市に特化された統合介護モデル構築に注力していく」述べた。 なお、「医療・療養統合介護事業」は、複合的な支援を必要とする市民が、住んでいる場所で健康な生活を営めるよう、介護サービスを連携・提供する事業で、政府は現在、モデル事業として推進している。 蔚山市庁職員を装った架空業務発注が相次ぐ 蔚山市、市民に部署の確認など厳重な注意を呼びかけ 蔚山市は、最近蔚山市庁の職員を装った新種のフィッシング詐欺が相次ぎ発生し、詐欺被害に遭わないよう、市民に厳重な注意を呼びかけている。 蔚山市は市民に対し、不審な連絡を受けた場合は、警察に直ちに通報してほしいと強調した。 蔚山市によると、犯人は市庁の職員を装って、特定部署で引っ越し業務発注の詐称行為を試みている。 実際に、ある地域の引っ越し業者は、「市庁の職員が連絡してきた」とし、部署の引っ越しに関する見積書と事業者登録証などを要求され、実際に引っ越す日を知らせてきて、蔚山市庁にやって来た事例も発生した。その後、部署に確認した結果、事実ではないことが明らかになり、被害を防ぐことができた。 その他にも、市庁の職員を装ったビッシング、納品詐欺、訪問販売などの事例も相次いでいる。特に最近は、市庁職員の名前と肩書きを詐称した名刺と公文を送ってくるなど、手口が一層巧妙化しているため、厳重な注意が必要だ。 蔚山市の関係者は、「市庁職員を装って、引っ越しなどの業務発注、特定の品購入、通帳コピー提出を要求する事例が相次いでいる」とし、「不審な連絡を受けた場合は、必ず当該部署に事実確認を行い、被害が発生した場合は、警察に直ちに通報してほしい」と呼びかけている。
蔚山博物館 第3回きらめき展示「とどまる視線、ペンの先の博物館」を開催 11月30日まで、蔚山博物館で風景アーバンスケッチ作品を展示 蔚山博物館は、11月30日(土)まで、蔚山博物館2階講堂前の憩いの場で、第3回きらめき展示「とどまる視線、ペンの先の博物館」を開催すると発表した。 この展示は、蔚山博物館の日常の風景をテーマに、地域内で活動中のアーバンスケッチャーズ蔚山チームの作家らと協力して企画され、さらに意味深い。 アーバンスケッチ(Urban Sketch)とは、都心の風景を自由に描く活動だ。普段何気なく通り過ぎる建物、道、公園など様々なシーンを捉え、その瞬間の雰囲気と印象をシンプルな線と色で表現する、魅力的な作業だ。スケッチブック、ペン、絵具さえあれば、誰でも自分がとどまった空間を記録して共有できる。 展示場では、観覧客が何気なく通り過ぎていた遺物や展示物、憩いの場のベンチ、博物館の外観など普段の風景が、作家たちの目とペンによって躍動感溢れる芸術作品に生まれ変わった作品が見られる。 蔚山博物館の関係者は、「今回の展示を通じて、観覧客の皆さんがとどまった博物館の瞬間を発見して、日常の中の小さな美を捉えるアーバンスケッチの魅力も感じてほしい」とし、「博物館を新たな視点で捉える、特別な機会になるだろう」と述べた。 |