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[蔚山広域市 日本語サイト] 最新のお知らせ 詳細
タイトル 蔚山市、2022年市政の中核課題を選定
登録日 2022.01.14
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蔚山市、2022年市政の中核課題を選定

若者が希望を持つ都市づくり、環境にやさしい未来産業の育成、全国体育大会の開催など12課題

市政の成果を最大化…日常の回復・蔚山の飛躍に重点を置く


蔚山市は、12の「2022年市政の中核課題」を選定し、市政の力を集中して積極的に取り組むと発表した。

中核課題は、全ての室・局・本部が推薦した課題を対象に、時宜性・重要性・市民実感度などを検討し、選定した。

推進方向は、市政の成果を最大化するとともに、新型コロナウイルス感染症から日常の完全回復と蔚山の飛躍に重点を置いた。

選ばれた中核課題は、▲若者が集まる、若者が希望を持つ都市づくり、▲全国初、釜山・蔚山・慶尚南道メガシティの発足で、超広域の協力時代を主導、▲市民参加と予防中心の先制的安全管理を強化、▲主力産業の雇用と活力を向上し、小規模事業者の回復の支援だ。

また、▲カーボンニュートラルの実現に向けた環境にやさしい未来産業を集中して育成、▲「世界韓商大会」を成功させ、国際都市としての基盤づくり、▲太和江国家庭園・自然主義庭園と生活圏の都市森づくり、▲寒さや暑さなど格差の無いエネルギー福祉社会・蔚山の建設も含まれている。

これに加え、▲公共医療の先駆けとなる蔚山医療院の設立、▲蔚山で一丸となる和合・飛躍・平和の体育大会の開催、▲産業都市60年を超え、文化都市へ飛躍、▲トラム(LRT、路面電車)、広域鉄道の導入など、四通八達の交通網の拡大も集中課題となっている。

課題別の主要内容を見るとまず、「若者が集まり、若者が希望を持つ都市づくり」のために、今年から24歳の蔚山の若者全員に1人当たり年間50万ウォンの若者手当を支給する。無職(ニート、就職・教育・訓練に参加しない若者)の若者支援事業、軍隊に服務している若者の傷害保険による保障制度も新設する。

若者を採用する場合の奨励金の追加支援、有望な職種への採用連携型実習(インターン)支援事業、若者世帯の賃借料・賃借保証金の利子支援などを通じて、若者の安定した自立・定着を助ける。

「全国初、釜山・蔚山・慶尚南道のメガシティの発足により超広域にわたる協力時代を主導」することは、地域が主導する超広域の協力により、国の均衡ある発展をリードするためのものだ。

今年の上半期には、全国で初めて釜山・蔚山・慶尚南道の特別地方自治団体が発足する予定だ。これをメガシティの成功モデルにするために政府から支援を受け、市民の共感を広めるのにも力を注ぐ。

ヘオルム(日の出)同盟(蔚山、慶州、浦項)と嶺南圏未来発展協議会(嶺南圏の5つの自治体)など、近隣都市とも協力を強化し、釜山・蔚山・慶尚南道を越え、大邱・慶尚北道までをも含む「嶺南圏グランド・メガシティ」づくりにもスピードを上げる方針だ。

「市民参加と予防中心の先制的な安全管理の強化」は、市民共感・参加による災害政策を通じて、災害への対応力をさらに高めることに重点を置いている。

新しいタイプの災害に備えた韓国初の実戦型特殊災害訓練施設を今年着工し、2023年に竣工する予定だ。

住民自ら安全を点検・報告する従来の「安全保安官」に、学生・若者層が参加するユー・スチューデント(U-student)を新たに構成する。安全教育の実務能力を備えた民間の安全専門人材をも増やす予定だ。

猛暑に備えて「全市民に向けた日傘を差すキャンペーン」を展開し、災害に脆弱な階層3,000世帯にはカスタマイズされた冷房用品を支援する。

「主力産業における雇用の活性化と小規模事業者向けの回復支援」にも行政の力を集中する。

造船業の受注状況が好転している中、実質的な雇用につながるよう技術人材の養成と就職・定着の支援、協力会社の経営安定にも、労使とともに行政が力を合わせる。

自動車産業は、エコ化・スマート化による産業構造の再編に備え、雇用安定の先制的な対応パッケージ支援事業を中心に労働転換の支援システムを構築する。

小規模事業者の被害支援のため、希望が持てる雇用保障事業、1人会社の雇用保険料支援も継続して推進する計画だ。

「カーボンニュートラルの実現に向けた環境にやさしい未来産業の集中育成」を通じて、エネルギー構造の転換とカーボンニュートラルの実現をリードする方針だ。

民選7期の初めから着実に力を注いできた浮遊式洋上風力発電事業は、2030年までに9GW造成を目標に掲げ、技術の国産化、民間事業者の許可、民官協議会の構成などにスピードを上げる。

水素エンジン車・電気自動車の安全検査所や安全認定センターの建設を推進し、世界最高レベルの水素都市の実現を支え、自治体と大学との協力に基づいた地域イノベーション事業と国立カーボンニュートラル専門科学館を建設するなど、未来の人材を養成する基盤をも拡充する。

「世界韓商大会を成功させ、国際都市の基盤づくり」は、海外からの投資誘致の活性化と雇用創出、都市の地位の向上などを目指す。

今年の11月に蔚山で開かれる第20次世界韓商大会を通じて、地元企業の海外市場進出と投資誘致を活性化するとともに、若者が海外で就職する機会が増えるよう積極的に支援する計画だ。世界市場に蔚山を知ってもらうためにも万全を期す。

北東アジア地域自治体連合(NEAR)第13回実務委員会も9月に蔚山で開かれる。昨年の8月、蔚山が北東アジア自治体連合の議長国に選ばれたことを受けてのことだ。

また、「太和江国家庭園・自然主義庭園と生活圏の都市森づくり」を通じて、蔚山を森と庭園のあるグリーン都市にする計画だ。

庭園分野における世界的巨匠ピート・アウドルフの自然主義庭園を、アジアで初めて太和江国家庭園に造成する。

二酸化炭素吸収源の生活圏の都市林を拡大しつづけ、カーボンニュートラル政策の開発を支援する蔚山カーボンニュートラル支援センターも、7月にオープンする予定だ。

「寒さや暑さなど格差のないエネルギー福祉社会・蔚山の建設」を目標に、今年1万2,000世帯に60億ウォン相当額の冷暖房を普及する。

蔚山市と社会福祉共同募金会が共に「エネルギーの分かち合い共同募金事業」を展開し、2023年までに脆弱層3万6,000世帯のエネルギー福祉を、毎年強化し続ける方針だ。

「公共医療の先駆けとなる蔚山医療院の建設」は500病床・22の診療科目を備えた総合病院レベルの地方医療院を設立することが重点的な課題となっている。

2027年の開院を目途に2,880億ウォンの事業費を投じる。昨年、北区倉坪洞一帯を敷地として確定し、保健福祉部に事業計画書を提出、2022年政府予算をもって設計費10億ウォンを確保した状態だ。

地域に留まらず、医療施設のない他地域とも積極的に協力し、妥当性の再調査に行政力を集中する計画だ。

「蔚山で一丸となる和合・飛躍・平和の体育大会を開催」は、10月に開かれる第103回全国体育大会と第42回全国障害者体育大会を成功させる意志が盛り込まれた課題だ。

今回の体育大会は、新型コロナウイルス感染拡大以来3年ぶりに完全な状態で開催される大会であり、2005年から数えて17年ぶりに蔚山で開かれる大会となる。

全国民が一丸となる和合と祝祭の場になれるよう、国民からの関心度と市民参加に力を注ぎ、共生・平和の体育大会に向けて北朝鮮選手団の招待も進めている。太和江国家庭園と盤亀台岩刻画など、地域の名所において多彩な文化・観光イベントも同時開催する計画だ。

「産業都市60年を超え、文化都市へ飛躍」は、蔚山工業センター指定60年を迎えて文化都市・蔚山へ新たに飛躍するというビジョンが込められている。

蔚山市は昨年12月、文化体育観光部主管の第4次予備文化都市に選定された。今年は4分野11事業を本格的に推進し、12月末に「法定文化都市」指定に挑戦する。

1月6日に開館した市立美術館は、国際レベルの作品収集と展示を通じてアジア最高のコレクション美術館でありメディアアート中心の世界的な美術館に成長させる目標を掲げている。

蔚山コンテンツ企業支援センターも1月にオープンし、これを皮切りにグローバルゲームセンターや蔚山ウェブトゥーンキャンパスづくりなど、コンテンツ産業の育成支援を大幅に増やしていく。

「トラム(LRT、路面電車)・広域鉄道の導入と四通八達の交通網の拡大」により、蔚山における交通の大革新の礎を確実に築く方針だ。

都市鉄道計画は政府から承認を受けており、蔚山圏広域鉄道事業はすでに「第4次国家鉄道網構築計画」に反映されている。今年は、さまざまな妥当性調査に合格するため、総力をあげていく。

第2明村橋(仮称)の建設と蔚州凡西~慶州外東国道の拡張を中心に、外郭への移動と都心へのアクセス性を高める道路網構築にもスピードを上げる。

蔚山市関係者は、「2022年は新型コロナウイルス感染症を克服し、民生・経済の回復にすべての力を結集させなければならない時期」だとし、「これまでの政策の成果に基づき、良質の雇用創出、地域経済の活性化など、市民が体感できる成果を生み出すために力を注ぎ、蔚山が再び飛躍できるよう最善を尽くしていく」と述べた。

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