蔚山市は、慢性的な駐車場不足問題を改善するために、「2021年駐車場共有開放事業」を推進すると明かした。 事業内容としては、駐車場不足問題が深刻な地域の学校、宗教施設、商店街、集合住宅などの建築物の駐車施設20面以上を2年以上に遊休時間帯に開放する場合、駐車場施設の修繕費用を支援することである。 支援内容は、屋外用セキュリティライト、防犯カメラ(CCTV)などのセキュリティ設備と床の舗装、駐車場の区画線などの駐車場施設をはじめ、安全設備、管制施設、管理施設などの駐車場の運営・管理に関わるものである。 その他にも、駐車施設の賠償責任保険料の支援や民間建築物の交通誘発負担金の軽減など追加支援も検討する予定である。 建築計画のない個人所有の遊休地を駐車場として2年以上開放する場合、土地の所有者は財産税の減免対象となり、区・郡により駐車場を造成する事業も推進する。 ただし、駐車問題が深刻でない地域や、大々的な土木工事が必要な場所は、事業対象地から除外されることがある。 申請期限は5月末までで、区・郡の交通(行政)課にて電話、または窓口で受け付ける。 今年の駐車場共有開放事業の総予算は、2億7,000万ウォン(市費50%、区・郡費50%)であり、優先順位の評価および最終的な支援選定過程を経て、年末までに事業を推進すると共に、申請が多い場合、来年にかけて事業規模を拡大する予定である。
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