基盤施設確保
道路部門
- 蔚山広域市の主要道路の路線数は7,008
- 高速道路3路線、一般国道5路線、国家支援地方道1路線、広域市道481路線など
- 総道路延長は3,374km
- 蔚山広域市の主要高速道路および国道
- 東西の軸は蔚山高速道路、国道24号線
- 南北の軸は京釜高速道路、東海高速道路、国道7号線、同14号線、同31号線、同35号線
- 咸陽~蔚山高速道路が工事中。蔚山外郭循環高速道路は建設計画中
区分 | 主要道路 | |
---|---|---|
高速道路 | 東西軸 | 蔚山高速道路、咸陽~蔚山高速道路1)、蔚山外郭循環高速道路2) |
南北軸 | 京釜高速道路、東海高速道路 | |
国道 | 東西軸 | 国道24号線 |
南北軸 | 国道7号線、同14号線、同31号線、同35号線 |
注: 1) 咸陽~蔚山高速道路は現在工事中で、2020年開通予定
2) 蔚山外郭循環高速道路は「2019国家均衡発展プロジェクト」予備妥当性調査を免除された事業で、2029年完成予定
- 経済自由区域事業地区別の高速道路アクセシビリティを見ると、すべての事業地区が高速道路の出入口から20分以内でアプローチ可能
区分 | 高速道路 | 主な出入口 | 所要時間 |
---|---|---|---|
水素産業拠点地区 | 東海高速道路 | 青良IC | 5分以内 |
エレクトロゲンオートバレー | 蔚山外郭循環高速道路 | 加大IC | 15分以内 |
R&Dビジネスバレー | 京釜高速道路 | 西蔚山IC | 10分以内 |
注: 1) 所要時間は乗用車を利用した場合で計算
2) 蔚山外郭循環高速道路は「2019国家均衡発展プロジェクト」予備妥当性調査を免除された事業で、2029年完成予定
- 現在、蔚山経済自由区域事業地区間の道路を利用したアクセシビリティは1時間以内と見積もっている
- 今後、蔚山市で取り組んでいる道路開設工事が完了する2025年になれば、所要時間がさらに短縮されるものと予想

事業名 | 事業期間 |
---|---|
国道7号線(青良~玉洞)未開通区間の工事 | 2017~2023年 |
上開~梅巌間道路渋滞緩和工事 | 2013~2021年 |
彦陽~凡西バイパス4車線新設推進 | 国土部に建議 |
咸陽~蔚山間高速道路建設工事 | 2014~2024年 |
蔚山High Tech Valley 一般産業団地進入道路開設工事 | 2016~2019年竣工 |
加川中小企業団地侵入道路開設工事 | 2016~2019年竣工 |
栗里~三同間道路開設工事 | 2003~2020年 |
彦陽派出所~西部里(大1-24)道路拡張工事 | 2017~2021年 |
蔚山駅複合乗換センター周辺基盤施設整備事業 | 2017~2022年 |
彦陽西部里155-5番地周辺(中2-206号)道路開設工事 | 2015~2020年 |
彦陽邑盤松~三同面サンジャク間道路開設工事 | 2017~2021年 |
蔚山外郭循環高速道路建設工事 | 2015~2029年 |
泉谷~慶州外洞(旧農所~外洞)間4車線新設 | 2019~2026年 |
産業路(シンダプ橋~慶州市との境界)拡張工事 | 2014~2021年 |
玉洞~農所1洞道路開設工事 | 2019~2021年 |
国道7号線(熊上~無去)拡張工事 | 2012~2020年 |
国道7号線(青良~玉洞)未開通区間開設工事 | 2017~2023年 |
鉄道部門
- 蔚山広域市鉄道網京釜線(ソウル~釜山)、東海線(釜山~浦項)開設
- 東海線の支線に、地域内交通物流拠点の港湾と産業団地を結ぶ温山線、長生浦線、蔚山港線などあり
- 蔚山駅を中心として展示コンベンションセンターや複合乗換センターなどの駅勢圏開発事業が進行中
- 東海線は複線電化事業進行中、2020年開通予定
- 鉄道網のうち京釜高速線、東海線などを経由して経済自由区域事業地区を結ぶ
- 経済自由区域事業地区別の鉄道アクセシビリティを見ると、すべての事業地区が鉄道主要駅から15分以内でアプローチ可能
区分 | 鉄道路線 | 鉄道駅 | 所要時間 |
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水素産業拠点地区 | 東海線 | 徳下駅 | 5分以内 |
エレクトロゲンオートバレー | 東海線 | 松亭駅 | 5分以内 |
R&Dビジネスバレー | 京釜高速線 | 蔚山駅 | 5分以内 |
注: 所要時間は乗用車を利用した場合で計算
- 蔚山都市鉄道網郊地区計画に伴うトラム4路線計画
区分 | 路線1 | 路線2 | 路線3 | 路線4 |
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区間 | 太和江駅~新福ロータリー | 松亭駅~也音交差点 | 孝門行政福祉センター~大王岩公園 | 新福ロータリー~福山聖堂 |
延長 | 11.63㎞ | 13.69㎞ | 16.99㎞ | 5.94㎞ |
停車場数 | 11ヶ所 | 14ヶ所 | 15ヶ所 | 8ヶ所 |
事業段階 | 1段階 | 2段階 | ||
特徴 | 東西軸路線 「蔚山~彦陽広域鉄道」と接続 |
南北軸路線 | 東区と北区の連結軸 | 循環路線 |

空港部門
- 蔚山空港は北区松亭洞にあり、旅客輸送を主とする国内線中心の空港
- 蔚山~ソウル金浦、蔚山~済州間に定期路線を運行中(年間運行回数は6万回)
- 経済自由区域事業地区ごとの空港アクセスを見ると、5つの事業地区が空港から1時間以内にアプローチ可能
区分 | 空港 | 所要時間 |
---|---|---|
水素産業拠点地区 | 蔚山空港 | 35分以内 |
エレクトロゲンオートバレー | 蔚山空港 | 20分以内 |
R&Dビジネスバレー | 蔚山空港 | 35分以内 |
注: 所要時間は乗用車を利用した場合で計算
港湾部門
- 蔚山港は貿易港。蔚山本港のほか温山港、尾浦港、蔚山新港がある。岸壁延長は20,668m、接岸隻数は115隻で、荷役能力は71,728千トン。
- 蔚山港の地区別機能
- 蔚山本港: 荷主の輸出入貨物処理を重点的に支援(液体、雑貨、自動車)
- 温山港: 産業団地・地域荷主を支援(液体、鉱石等の資材)
- 尾浦港: 造船産業を支援(機材、資材、鉄材)
- 蔚山新港: オイルハブ拠点であり産業団地を支援(鉄材、資材、コンテナ)
- 蔚山新港を中心に計2,413万バレルの商業用タンクターミナルを建設する「北東アジアオイルハブ造成事業」を推進し、港湾背後団地を造成中
電力部門
- 蔚山経済自由区域の全事業地区を合わせた電力需要は220,812.3kWで、産業用電力が計52,072kW、住居および公共施設、その他施設電力が計168,740.3kWとなっている
事業地区 | 産業用 | 住居および公共施設、その他施設 | 合計 | |
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エレクトロゲンオートバレー | 6,463 | 27.1 | 6,490.1 | |
水素産業拠点地区 | 17,193 | 36,709 | 53,902 | |
R&Dビジネスバレー | R&D地区 | 28,416 | 272.2 | 28,688.2 |
ビジネス地区 | - | 131,732 | 131,732 | |
計 | 52,072 | 168,740.3 | 220,812.3 |